ラベル book の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル book の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2010年8月24日火曜日

箱のワークショップ

先月、箱のワークショップ in 世田谷ものづくり学校 に参加してきた。久しぶりの都筑先生の授業、楽しかったな。他の生徒さんも良い方ばかりで、少人数だし、とっても充実。途中、あまりの集中に蝉の声が聞こえなくなったほど。先生も、終了の声をかけずらかったと言っていたっけ。(笑)

基本的には、先生のベーシックの授業を終えた人が対象とのこと。ボール紙を互い違いに組み上げて、ボール紙が見えないように、用紙を貼って完成。と、書くと簡単そうだけど、実際は、製本用ボンドが乾くのを待ちつつ、紙ヤスリで削りながら、削れた粉を隙間に埋めつつ、箱の一体感を出していくという地道な作業。でも、少しずつコツをつかめると、手作業ならではの面白さがあった。時間は、13時〜19時まで延長してもらったのに、残念ながら終わらず。翌日、家で2時間くらい集中して完成。製本では使わない道具(スコヤ 等)との出会いも、なかなか面白かったな。「箱 = プロダクト」を自分で作れる可能性が広がったのだから、また何かに発展させたい。


ベーシックで習ったものを入れてみた。


左は、最後にかけ足で習った紙の箱。右下は、夫の箱。


最近、気になった箱を2つ。自分用にメモ。

モノの美しさと香りに負けて、購入した ISSEY MIYAKE の香水の箱。流木に着想を得て誕生したとのこと。菱形という形態もセンスを感じる。


こちらは、木でできたマグネットを納めた箱。トレペの下から数字やブランド名「hum」がうっすらのぞいていて、さりげない感じが素敵。

2010年1月6日水曜日

製本教室を終えて

十数年ぶりに「習う」という体験は、忘れていた記憶を思い出し、ちょっとした留学気分だった。日本にもこんな教室があったなんて。
引き戸を開けた感じが、茶室のにじり口を通る感覚に似ていた。
最初の授業は、先生のパリやスイス留学の話をスライドで見ながら、簡単な製本の知識を教えてもらい、どんな授業で、どんな作品を作って、どんな人に教わったかなど、実際の本や紙、道具を見せてもらいながら、のんびりした空気で始まっていく。そして、先生のお茶めっぷりも徐々に発揮されていく;-)  今まで、本の形に綴じてあるから「製本」だと思ってたけれど、折りにしても素材にしても、こういう作りも「本」なのかと目から鱗だった。
心残りだったのは、習いに行くことが精一杯で復習が出来なかったこと。毎週行く度にアイデアが浮かぶのに、実験したり、自分の好きな素材を集める余裕がなく終わってしまった。今年は、習った感覚を忘れないうちに、少し形にしてみたい。
最近はMacの作業がほとんどだけれど、指先に神経を集中して作る感覚が本当に心地よかった。ついつい頭で考えて作ろうとしてしまう。でも仕事柄、頭と手をバランスよく使うべきだな、と改めて実感。確か、AXIS誌のカバーインタビューで、岩崎一郎さんがそういうニュアンスで語っていたような気がする。
一番印象に残ったのは、先生の恩師にあたるかわいらしい女性(確か80歳くらい)の笑顔。今も現役の製本家で活躍されていたと記憶している。歳を重ねても現役でいられる仕事ということに憧れてしまう。世の中ではデジタル化が進む中、変わらない手技が存在することにホッとしてしまった。


最初の方の授業で見せてもらった、ananas press の作品「Sincerely yours, 」 画家や詩人たちから手紙が届きましたよ、ということらしい。紅茶で染めた色も、手作りのハト目も、細かくて丁寧なものづくりに感動。
この作品を見て、昔の会社の先輩に、美術館の何かに反対を表明する為に、画家たちのサインを集めたポスターを本で見せてもらったような記憶がある。それが誰の作品だったのか思い出したい…、うーん。



5回のクラスで習ったもの。 最近、紙を選ぶ必要のない仕事が多かったので、課題ごとに自分の好きな紙を選べて、すごく楽しかった。スイスやパリ、中国の紙があったかと思えば、英語の単語練習ノートやジャポニカのようなノートの紙もあり、もちろん竹尾の紙、ファーストヴィンテージ、OKサンドカラー(紙色の名前が、きゅうり、とまと等)などもあって、糸やハト目の色も選べるようになっていた。


今回の教室がきっかけで、昔から好きだったブルーノ・ムナーリポール・ランドを思い出した。デザインを習い始めた頃、友達の誕生日にムナーリの絵本を贈りあったり、ポール・ランドの雑誌広告やIBMの時計を集めたりしてたな。十年以上経ってるのに、好きなものって意外と変わらないのか、と再発見。


ムナーリの映像もyoutubeで見られることを発見。便利な時代だな、本当に。

2人で楽しむ本

蛇腹の数カ所が、ページとして閉じてある「本」を紹介する映像を見ていたら、2人で楽しむ本を作ってみたくなった。



他にもページがスライスされたアートブックのような「本」があった。製本教室でも思ったけれど、世の中にはまだまだ私の知らない「本」が沢山あるように思う。



これらの作品は、onlab という、ベルリンを拠点に活動しているデザインユニットのサイト。グラフィックを中心にしているけれど、スペースデザインにもすばらしいセンスを感じる。






2009年10月18日日曜日

製本のワークショップ

10月から11月にかけて計5回、製本のワークショップに通う。
先生が留学していたからか、日本で思い描く「製本」とはイメージがだいぶ違った。手先に集中する時間は心も穏やかにしてくれそう。