去年の暮れ、今年の始めに、
上田先生と
大西景子ちゃんの企画する
「
SCHOOL 3.0」WSにゲストスタッフとして参加してきました。
そもそものきっかけは、「未来の自分になってみよう」というWSを企画していて、
AXIS誌の表紙ポートレイトのように撮影をしてみたいので、
簡単なアドバイスをもらえないか、という流れでした。
それくらいなら、と引き受けたのですが、
日に日にオーダーは変化していき、当日のオーダーは、
< ひょえー、マジですか… >
の連続に、グッタリして終わったように記憶しています。
でも結果的には、巻き込まれたからこそ気づけたことがたくさんあって、
貴重な体験をさせてもらったなぁ、と思っています。
あげれば切りがないけれど、
一番良かったのは、上田先生と景子ちゃんをはじめ、
参加された方たちの本気の想いみたいなものに触れた感触だったように思います。
上田先生や景子ちゃんの持つ言葉の魅力や、当日の配慮だったり、
栗原さんの、当日に備えたブラッシュアップだったり、
岡部先生、りえちゃんコンビによる、スピーディな対応や心意気だったり、
あすかちゃんの圧倒的なフットワークの軽い仕事ぶりに、
忘れかけていたものを思い出したような感覚がありました。
肌で感じたのは、上田先生の言う、
「connected confidence(つながっりあった自信)」だったのかもしれません。
岡部先生も語っていたけれど、
個人の能力は、皮膚の内側だけで構成されている訳ではなく、
その場に居合わせた、皆さん「を含んだ私」こそが「私の能力」なんですよね。
いろんな解が、状況にあるとは、そういうことなのかもですね。
一番の発見は、Real time videoという手法が衝撃だったように思います。
WSが終わった後も、当日の振り返りが出来るよう、
参加者目線で作られたムービーは、とても魅力に溢れていました。
一つは、当日のエンディングに上映してしまうという、圧倒的なスピードにまず感動しました。
普段の制作進行ではあり得ないスピードだと思うのです。
もう一つは、ミュージックビデオとして制作してしまうところかもしれません。
皆さんの生き生きとした表情が印象的だし、
「音楽」と「映像」の魅力を、改めて感じました。
以前は、ちょっと偏見を持って見ていたところがあるのですが、
参加してみて分かったのは、圧倒的な充実感と楽しさだったように思います。
事前準備は、めげそうになった事も多々ありましたが…。
個人的には、AXISの表紙に関わっている者として、
皆さんにどんなことが伝えられるだろうか、と普段の仕事を振り返ったり、
レコードジャケットのデザインは、初めてだったので戸惑いもあったけれど、
デザインのコツを掴み、少ないバリエーションで対応するための作業効率を、
よくよく考えるきっかけにもなった気がします。
考えてみたら、撮りおろしの写真でデザインさせてもらうのも贅沢だし、
ポスターのような大判サイズに出力してもらったり、
ムービーの中の一コマとして、レイアウトしたものを見ることが出来る経験も、
貴重だったように思います。
写真の魅力を再確認する機会にもなったし、
良いタイミングで誘ってもらった、有難い機会だったように思います。
皆さん、良い年明けをありがとうございました!
第一回を無事に終えて、安堵の記念撮影。
これは、プレイベントの時のRTV。
こちらは、記念すべき第一回目のRTV。
* * *
どんな経験も、言葉に落としながら、理解を深められるような年にしてみようかな、とぼんやり思う年始めとなりました。今年こそ、もう少しブログの更新を…。